(209)SMAP/MIJ
この写真(St.Florian,Linz)は新日本フィルの1月~2月定期演奏会で配られる小冊子の表紙を飾っているものです。今夜(2月8日)はR.シュトラウスの「英雄の生涯」を聴きに行くのですが、その前に SMAPの「世界に一つだけの花」を繰り返し聴いています。好きだからではなく、覚えないと歌えないからです。楽譜頼りに歌える曲ではないと悟って図書館でCDを借りてきました。
私たちは、合唱曲の他に 多くの人に愛されて親しまれている名曲を 男声合唱に編曲して歌っています。いうなれば 由紀さおり・安田章子の世界であり、今度のシニア会第9回定期演奏会でも、第3ステージは「中山晋平の世界」となっています。これなら苦労はありませんが 第1ステージは「ポップスに挑戦」と銘打って、SMAPの歌やら「涙そうそう」とか、「少年時代」「あの素晴らしい愛をもう一度」他などを歌うことに決めました。
日頃 日本語の抑揚・イントネーションに心を配り、詩の本質に迫る演奏を目指して励んでいる者にとっては、異質な音楽だと思うので、なんで そんな苦労をするのか?というのが今日のお話なのですが、95歳を筆頭に 70過ぎの爺さん50名が 変てこなリズムを綺麗に揃って歌えたら それだけで大笑い、傑作、大拍手ですね。アクティヴシニアの面目躍如といったところです。果たして上手く歌えるでしょうか?
早稲田大学グリークラブが創立100周年記念曲として、ポップス界の大御所小田和正氏に作品をお願いし、昨年12月の定期演奏会(東京厚生年金会館大ホール)で小田氏の指揮により初演されました。現役は楽しそうに歌っていましたが楽譜「この道を行く」を見てビックリ、これは一寸歌えないと思いました。いうなればリズム感覚が従来のモノと全然違う、別次元のモノなのです。小田氏はもう決して若いという年には見えませんでしたが、こういう世界に生きているのだとすれば、私らもこれを克服できなければ、【若さにオサラバ人間】になってしまったのだ と思わなくてはいけないと考えたのです。
CDを聴いている私の部屋に来た孫5号が「お祖父ちゃん SMAP聴いてるの」と言って さらっと歌ってくれるのを聴くと、「ようーし、負けるもんか
」と年甲斐も無く対抗心が頭をもたげたりしていますが SMAPでこういう感覚に馴れておいて小田氏の曲に挑戦しようというのが本音で、シニア会が現役と一緒に歌って、中年組にアッと言わせたい と心ひそかにその機会を窺っているところです。でも ここで書いてしまえばバレバレですね。![]()
CDの歌詞カードの裏面に何やら英文が載っていて、その末尾に次のように書いてありました。The slogan is-MADE IN JAPAN=【MIJ】
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