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2012年1月 7日 (土)

(415)迎春

10                           新年明けましておめでとうございます

 災いごとが多かった2011年が暮れ新年を迎えました。被災された方々に思いを致せば、無神経に“おめでとう”とは言いにくいお正月ではありますが、慣習に従いご挨拶申し上げます。今年こそ皆様方にとって良い年でありますようお祈りしております。

 カレンダーの1月の図柄に富士山が使われることが多い。頂いたANAのカレンダーの1月も「荘厳な富士の日の出に幸多かれと祈る」と添え書きのある富士山の写真で、ご来光がまぶしい。だが ご来光と富士山を同時に撮ったこの写真は、山が西向きだから蔭になってしまい山容がボケて何となく冴えない。ご来光が湖面に輝き富士のシルエットが浮かんでいるという構図ではあるが、元気が出るような写真ではない。光と蔭を同時に満足させようとするのが土台無理な話で、昔から「二兎を追うものは一兎をも得ず」という。

Photo 冒頭に掲げた絵は萩原幸彦の箱根富士から「春うらら」を選んで貼り付けた。左の絵葉書は葛飾北斎の「富士越龍」である。諸事不安なご時世だけに、こんな龍がいくつも登らないと元気が出ないのではないか。当面の弥縫策に追われ、チマチマやっている政治を見ているとそんな気がしてくる。20年もだらだら坂を下りてきて、一足飛びに元の高みに戻ろうと焦っても出来る筈がない。経済再生、財政再建のために何年かの期限を切って国民に協力をお願いし、官民一体となって努力する体制を作らないで、ばらまき民主主義を続けていられる筈がない。「年末株価29年ぶりの安値」の文字が、大晦日の日経の一面にあった。昭和58頃と同じ水準だが、あの頃は明るく元気があった。今はどうだ?

 しかし経済の再生を図るために 今までにさんざやってきて、莫大な国債という名の借金を作ってしまったが、効果があったとは思えない。今はその尻拭いをやらねばならない状況になってしまったのだから、しっぺ返しは享受しなければならないだろう。二兎を追うべきという評論家や政治家の論調は、眉に唾をつけて聞いた方がいい。

 暮の30日から「吉村昭の平家物語」(講談社文庫:555頁)Iを読み始めた。去年の夏 同氏の「関東大震災」を買ったときにたまたま横にあったので買い求め、そのまま放ってあったのだ。平家物語にあるお話は断片的に殆んど知っているが、通して読んだことが無かったので何時か読もうと思っていた。たまたま今年の大河ドラマが「平清盛」に決まって明日から始まるが、古典は平家の興隆については殆んど書かれていないからドラマとは関係ない。だが輝かしい興隆、栄華を描くことで衰退、滅亡の哀れが際立つと思うので、そのようなシナリオになっているのだと思う。日本が平家の轍を踏んではたまらないと思うのだが如何なものだろう。

 女性はおせち作りに忙しく、婿さんは忘年ゴルフ、私は優雅に読書の暮であった。お正月は今年も昨年同様、元日に次女の家族とお雑煮を祝い、2日は浅草のお寺さんへお墓参りへ行き、3日 テレビで箱根駅伝を観戦してからNewYear Operaコンサートへ行き三が日が終って、4日 年賀状の整理、5日は東大病院へ通い始めという変なことが新たに加わった。6日 町会の新年会、7日オールワセグリ会でグリークラブのOBと現役に会う。8日 兄弟の新年会。9日 シニア会の初練習で一年が始まる。

 7日から寒の入り、北風が寒い。だがあす8日から初場所大相撲が始まり、大河ドラマ「平清盛」も始まる。さあ 元気を出して今年も行くことにしよう。

 今年もよろしくお願い申し上げます・

 

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コメント

新年明けましておめでとうございます。社協の永松です。昨年は震災をはじめ、多くの変化があった一年でした。辛いニュースが多い中、人の繋がりの大切さも改めて感じました。今後も、こちらのブログを拝見させて頂くことを、楽しみにしております。今年もよろしくお願い申し上げます。

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