(286)ほこ天
「風天」は寅さん、「ほこ天」は歩行者天国のこと。秋葉原無差別殺傷事件から一年が経って歩行者天国を復活するのか否か、するとすれば何時ごろか?ということがマスコミで取り上げられ、地元の万世橋地区連合町会でも話題となっている。
半田祐治画「神田百景」から 正面のビルの北側に電気街が広がる 歩行者天国の開放感を体験した人は、総論として 復活が賛成だと思うし、地元の商店会の人も商売柄賛成だろうと思う。昨年のような事件が起きたのは、今年起きた大阪のパチンコ店の放火殺傷事件と同様に、町に責任があったわけではないとも思うのだが、再びあのような事件が起きては 秋葉原の評判が落ちて致命的となるから、「ほこ天」を復活するならばそれなりの準備をしてから と、関係者が学識経験者等を招いて幾度となく会議を重ねてきた。
検討会は 秋葉原のイメージを回復し、誰もが安心して買い物ができ、まち歩きを楽しめる環境を作るため 総合的な取り組みが必要であるとして 各種の提案をしているが、具体策として纏めるには お金がかかる事も多く 直ぐには実行に結びつかないから とりあえず 期間:7月18日(土)~8月23日(日)に「アキバグリーンフェスティバル2009~秋葉原から環境貢献~」という盛り沢山な事業を区等が主導して実施し、町もそれらの事業に協力する事になった。
いまその内容を説明する心算は無い。町に住み、町会を支えている地元の住民にとって、アキバの変貌は 住環境を日一日と悪化させているのだから、素直に「ハイ」と声を上げられないな と思っていたら、7月4日(土)の日経新聞に次のような特集記事「U-29年表で読む」が出た。以下に書き写す。
世界が注目する「クールジャパン(カッコいい日本)」の発信基地、東京、秋葉原。家電やパソコンが安い店が、約600㍍四方の狭いエリアにひしめく「電気街」のイメージも今は昔。アキバ(秋葉原)で家電、と言われてもピンと来ない「U-29(29歳以下)」世代は多い。日本の産業構造の変化を先読みしてきた街の歴史をたどってみるとー。
として①~1960年代:② 70~80年代:③ 90~:④ 2000~と分け①は家電の時代、②オーディオブーム;ほこ天開始;神田青物市場移転、③家電の街からパソコンへ;オタク文化の発信地に、④メイド喫茶開業;ヨドバシカメラ開業:秋葉原クロスフィールド全面開業;ラオックス閉店 と簡単な年表が付いて判りやすく解説している。
両親と子供の会話として見出しには「秋葉原のルーツは家電なの?」「今ではサブカルの発信地だね」とあった。サブカルとは?グーグルで検索して画面を見ていたら、「お父さん何みているの?メード喫茶調べてるの?」と笑われた。![]()
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