(285)半年終わる
6月30日 今年も半分終わった。貴方は“もう半年経った”と思うか或いは“未だ半年ある”と考えるか どちらのタイプですか?と何かに書いてあったが、月日の経過が早くなったと感じられるようになった近頃では「もう半年終わってしまったのか」と嘆き節が出てしまう。私は“あら~8”になっても毎日結構用事があって、それなりに忙しく 時間を気にしながら暮らしている。
今日は涼しいが 昨日は雨の予報が外れて 朝から快晴で暑くなった。会社に行って,未だ読んで無かった27日(土)の夕刊を手にすると、一面に「夏本番の日差し 関東 今年一番の暑さ」とあった。涼しい事務所にいると2日前の暑さを忘れてしまい「そうだったかな?」と手帳を開いてみた。「そうそう土曜日は暑かった」。たった2日前のことでも、環境が良くなれば悪かった時の事は忘れてしまう。だから凡人は もっと もっとと欲を出してキリが無い。
土曜日は その翌日にある渋谷CCレモンホール(渋谷公会堂)での演奏会のゲネプロ(通し稽古)があって、会場の実践女子学園まで出かけて行ったのだが 駅からの坂道は暑かった。大汗かいて 家にいたら下着のシャツを取り替えたい程であった。会場はクーラーが効いていて快適だったが、今度はじっとしていると下着が冷たくなり、うっかりすると年寄りは風邪を引く。
「オーケストラと共に歌うチャリティコンサート初夏の風に乗せて~世代を越えて、障害をこえて~」とチラシにあった。女性指揮者の松尾葉子さんが総監督で主催は第2回世代間交流コンサート実行委員会、共催は渋谷区、我々は去年に続き2回目の出演だ。第1部が渋谷交響楽団の演奏と 渋谷区合唱連盟と当シニア会の3団体、第2部は松尾さんが指揮するプロオーケストラの演奏の後に、小学生から95歳のお爺ちゃん達大部隊の合唱が加わって,小学唱歌などを会場の皆さんと歌った。
2000人から入る大ホールでオーケストラと一緒に歌うのは気持ちがいい。このホールは 昔ショスタコーヴィチの「バビヤール」の初演で歌ったとき以来だ。終演となって仲間は打ち上げ会場に急いだが,私は別の約束があって、上野の文化会館小ホールへ中国のソプラノ趙 非さんの「世界の名曲を歌う」コンサートを聴きに行った。開演前に着いて、会場内にある精養軒でやっとビールにありついて落着いた。
渋谷の会場を出ようとしたときバッタリ松尾先生に会った。「あらFさん」例の調子で気さくな方だ。もう何年もお話しする機会など無かったのに 良く憶えておられるものだと感心した。私は先生の弟子の三ツ橋さんが国際コンクールで優勝したお祝いと、日経の夕刊に先生が書かれていた記事を読んだ と手短に喋ったが、折角の機会だったのだから、三ツ橋さんの後輩をシニア会に紹介してくれるよう頼めばよかった と後になって気が付いた。幾つになっても妙齢の女性と喋ると肝心な事を言い忘れる癖が抜けない。
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