(288)小樽~登別~洞爺~富良野
雲に隠れた大雪山系 15日遅くに帰京した私たちは 翌日のTVニュースに驚かされた。あの雲に閉ざされた山の中に 多くの遭難した方々が居られたのだと。トムラウシ山(2141m)で9名、美瑛岳でも1名の方が死亡したとのニュースだった。残雪が点在する山々を、雲の切れ目に 時折眺めて来たばかりだったので 一層その感が深かった。
一昨年に続いて北海道に行きたい と女房が言い出して、前回同様 娘2人が運転するレンタカーで3日間 710kmも走った。7月7日登録の未だ400キロしか走っていない いま人気のプリウスが借りられて、娘どもは大喜びだった。千歳空港で借り、旭川空港で返却、便利なものだ。
昭和新山 私が行ってみたい小樽と 案内したい洞爺湖、登別温泉だけならば行程が無駄なく組めるのだが、女性軍が また富良野に行きたいというので、余計なドライブが多かったが、乗せて貰う身分としては 黙っているしかない。3日間の内 案内したかった洞爺湖周辺が晴れていたので、まァよかったか というところだ。
宿は決めてあるが昼飯は出たとこ勝負 という旅だから意外性もある。前回は美瑛で小洒落たレストランを見つけ 成功したこともあった。昭和新山と有珠山をみて駐車場に戻ってきてから、さて昼飯は何処にしよう という話になったら 女房が大胆にも「あの サミットやったホテルに行ってみない?」と言い出した。
娘2人は黙って私の顔みる。そんな雰囲気になったら「そうだ 行ってみよう ラウンジでお茶ぐらい飲めるだろう」と言わざるを得ない。朝 しっかり食べたからサンドウィッチぐらいで満足するだろう との魂胆だ。
ケーキ選び「どれにしようかな?」 残念ながら羊蹄山は霞んで見えなかったが、洞爺湖を見下ろす眺望は素晴らしい。以前 洞爺湖温泉に泊った時、湖岸からこのホテルを見上げて、冬になったら あんなところに客が来るのかな?と思ったので聞いてみたら、「お正月は お盆同様満員である」とか 驚いたものだ。サンドウィッチもケーキも飲み物も美味しかった。11階にレストランがあるようだったが、私たちは1階で充分満足して富良野へ向かった。
前夜の宿泊は 登別の「第一滝本館」で、その風呂のスケールは類を見ない。昭和28年 大学4年の夏 親爺が死んだ直前に グリーの親友2人と修学旅行と称して北海道を中心に2週間の旅行に出かけた。
登別、洞爺湖、層雲峡、定山渓と名だたる温泉の一流旅館を泊り歩いたが、どこでも出世払いでいいから と安くとめてくれたいい時代だった。「新婚旅行に来てくださいね」と何処でも800円でいい部屋に泊めてくれ、いい料理を出してくれた。第一滝本館は流石にその値段では泊めてくれなかったが、今回は大威張りで泊ってきた。料理も美味しかった。 第一滝本館の前で プリウスと共に
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